MNP手順・体験記

8キャリア使い比べた父が教える格安SIM本音レビュー【2026年版】


最終確認:2026年6月|情報が変わり次第、随時更新します。

「格安SIMに乗り換えたいけど、どれが本当にいいの?」

この記事では、8キャリアを6年かけて渡り歩いた5人家族の父が、各サービスの正直な評価をお伝えします。

企業メディアには書けない「解約した本当の理由」「後悔したこと」まで包み隠さず記録しました。あなたの格安SIM選びの参考にしてください。

この記事でわかること

  • 8キャリアそれぞれのリアルな評価(良い点・悪い点)
  • 「失敗した」と感じた具体的なエピソード
  • 家族5人の通信費を最小化した最終的な結論

【結論】8キャリア使って辿り着いた「家族5人の最適解」

先に結論をお伝えします。

メイン回線:1年ごとに最安キャリアへ乗り換え(入会キャンペーンを常に獲得)
サブ回線:povo固定(180日に1回トッピング購入で月額実質0円維持。100円ガチャ販売時は最安100円)

なぜこの結論に至ったか——8キャリアのリアルな体験談を通じて説明します。

①mineo — 格安SIM最初の1社。パケット放題の「本当のところ」

総合評価:(4.0 / 5.0)

良かった点

  • 大容量プラン(50GB以上)はIIJmioより安い
  • コミュニティ文化が独特で情報が豊富
  • 動画をよく見る人には格安SIM最高クラス — 1Mbpsで YouTube 360p(普通画質)が止まらず視聴でき、3MbpsあればYouTube 480p〜720p(高画質・超高画質)も快適
  • 3日間10GB制限は2026年アップデートで大幅改善。制限がかかってもスイッチOFFにすれば高速通信に切り替えられる

解約した理由

一言でいうと、動画をそこまで見ない生活スタイルだったからです。

mineoのパケット放題は、動画をよく見る人には格安SIM最高クラスのサービスだと今でも思っています。実際に使ってみた感覚では、1Mbpsでも YouTube 360p(普通画質)が止まらず見られ、3Mbpsあれば480p〜720p(高画質〜超高画質)も快適でした。

ただ、私の家族はそこまで動画を見ません。パケット放題の恩恵が小さいなら、15GB以下ではIIJmioの方が安いというシンプルな結論になりました。

パケット放題は動画をよく見る人ほど価値が高まるサービスです。利用スタイルによって向き不向きがはっきり分かれます。

mineo vs IIJmio 料金比較(2026年6月時点・音声SIM)
データ容量 mineo(マイピタ) IIJmio(ギガプラン)
3GB 1,298円 850円
15GB 1,958円 1,800円
50GB以上 mineoが有利

※公式サイト(mineoIIJmio)にて確認。最新料金は各サイトでご確認ください。

こんな人に向いている

  • 毎月50GB以上使うヘビーユーザー
  • 動画をよく見る人(1Mbpsで360p、3Mbpsで720pが快適に視聴できる速度)
  • コミュニティで他のユーザーと繋がりたい人

②y.u mobile — U-NEXT込み家族シェアの本音

総合評価:(3.5 / 5.0)

使ってわかった強み

  • 余ったギガが永久繰越(上限100GB)——翌月だけでなく半年先まで使える
  • スマホ修理費用保険が自動付帯——格安SIM最大の差別化ポイント。子どもは本当によくスマホを落として画面を割ります。その修理費を補償してくれるサービスは格安SIMの中でほぼy.u mobileだけです。「安心を買う」という意味でかなり価値があります
  • 40GBを家族でシェア。毎月1,200Pが付与され10GBチャージに使えるので実質50GB相当
  • 人数が増えるほど1人あたりが安くなるシェア料金設計
y.u mobile シェアプラン料金(公式サイトより・2026年5月確認)
回線数 月額合計 1人あたり 1人あたりの目安ギガ
2回線 4,170円 2,085円 約20GB
3回線 4,720円 1,573円 約13GB
4回線 5,270円 1,318円 約10GB

※40GB/月を均等シェアした場合の目安。余ったギガは永久繰越(上限100GB)。最新料金は公式サイトでご確認ください。

シェアのデメリット

誰か1人が月に大量のギガを使うと、残りの家族が使えるギガが少なくなります。家族内でデータ使用量に大きな差がある場合は、事前に使い方のルールを話し合っておくことをおすすめします。

解約した理由

U-NEXTに飽きてきたことがきっかけです。

ただし、U-NEXTを使わなくなっても、修理保険とシェアプランの料金競争力は変わりません。4回線なら月5,270円(1人あたり1,318円)は、他社の格安SIM単体と比べても十分に安い水準です。「U-NEXTに飽きたからコスパが逆転する」ということはなく、引き続き子どものいる家庭には有力な選択肢です。

こんな家族に向いている

  • 子どものスマホ修理リスクが気になる家庭(修理保険は他社にはない強み)
  • U-NEXTを積極的に活用できる家族
  • Wi-Fi中心の生活でデータ消費が少ない家族(永久繰越が活きる)
  • 3〜4回線でまとめてシェアしたい家族

③IIJmio+povo デュアルSIM — 技術的最適解が家族に却下された話

総合評価:(4.0 / 5.0)

2キャリア分散のメリット

私が個人で試した構成です。

  • IIJmio(ドコモ回線):データ通信メイン
  • povo(au回線):通話番号維持・月実質0円

ドコモ系とau系の2キャリア分散で、片方が障害を起こしてももう一方でカバーできます。IIJmio 15GBが月1,800円、povoが月実質0円で合計1,800円以下の運用が可能です。

家族に提案して却下された理由

IIJmioはデータSIM専用のため、通話はpovoに設定するだけで選択の手間はありません。ただ、「SIMが2枚ある」という状態そのものへの心理的なハードルと、180日ルールの管理(半年に1回トッピング購入が必要)の煩雑さが受け入れてもらえませんでした。

さらに、povoは通話料金が他社と比べて高いという側面もあります。実用的にはG-CALLという電話アプリ経由で通話するとコストを抑えられますが、そのひと手間が加わる点も「シンプルに使えない」という印象につながりました。

技術的に最適でも、管理の手間が増えるなら家族には採用されません。シンプルさが家族向け格安SIM選びの最重要条件だと学びました。

④ahamo — ドコモ品質を格安で。でも家族向きではなかった理由

総合評価:(3.5 / 5.0)

個人利用では満足度が高い

30GB・月2,970円(税込)でドコモ本回線の品質を使えるのは魅力的です(公式プランページ)。海外ローミングが追加料金なしで使えるのも便利でした。

家族に勧めなかった理由

  • 家族割が存在しない——複数回線で割引がなく、人数が増えるほど割高になる
  • 30GBの1プランのみ——LINEしか使わない子どもには過剰スペック
  • 海外に行かない家族にはローミング特典が無意味
  • 電話をほぼ使わない家族には基本の5分かけ放題も恩恵なし

ahamoは「1人でスマートに使いたい社会人」向けです。家族でコスト最適化するなら別のキャリアの方が有利です。

⑤楽天モバイル — 家族で使って後悔した話(最大の失敗)

総合評価:(3.0 / 5.0)

[IMAGE_PLACEHOLDER: 楽天モバイル明細スクショ — 子どもの3GB超え月の実際の請求画面]

段階制料金と子どもの組み合わせが想定外だった理由

「データ無制限で最大3,278円」という印象で家族全員で加入しました。結果は毎月全員が3GBを超えて2,178円以上を支払い続けました。

楽天モバイル Rakuten最強プランの段階制料金(公式サイトより)
データ使用量 月額(税込)
〜3GB 1,078円
3GB〜20GB 2,178円
20GB超(無制限) 3,278円

子どもはYouTubeを見ます。3GBなんて数日で消えます。「1,078円で使えるはず」は幻想でした。

電波問題(QRコード決済が使えない場面)

駅の地下やビルの中で電波が圏外になる場面が多く、QRコード決済ができない状況が複数回発生しました。お会計中に電波が入らないのは実用上かなりストレスです。

こんな方には向いている可能性があります

楽天市場でのポイント倍率アップ(SPU)を活用できる方や、Rakuten Linkアプリで通話を多く使う方には一定の強みがあります。ご自身の生活スタイルと照らし合わせてご検討ください。

⑥UQモバイル — 月1,078円の激安プランを1年だけ使った話

総合評価:(3.5 / 5.0)

当時のプランのコスパ(現在は廃止・参考値として記載)

私が加入したプランは現在廃止されています。参考として当時の数値を記録します。

  • 1・2回線目:月1,958円(33GB・10分かけ放題付き)
  • 3回線目以降:月1,078円(同内容)
  • 翌月繰越あり

3人以上の家族には非常にコスパの高い構成でした。現在の最新プランはUQモバイル公式サイトでご確認ください。

MNP手続きの落とし穴(Web申し込みが使えない条件)

UQ親子応援割の適用中はWebからのMNP転入手続きがシステム上ブロックされます。これに気づかずWeb申し込みを進めてエラーになりました。

解決方法:UQサポート(0120-929-286、9:00〜20:00)に電話してMNP予約番号を取得し、ツーストップ方式で手続きを完了しました。

1年後の料金上昇への備え

期間限定割引が含まれる場合、13〜14ヶ月目から料金が変わることがあります。契約時に「1年後の料金」を必ず確認し、出口戦略(次の乗り換え先)を決めてから加入することをお勧めします。

⑦ワイモバイル — 今も使い続けている理由と1年後の注意点

総合評価:(4.5 / 5.0)

家族に好評な点

  • LINEスタンプのプレゼント特典が子どもたちに非常に好評
  • PayPayとの相性が良く、家計管理がしやすい
  • ソフトバンク回線でエリアが広い

親子割13ヶ月の壁(必ず確認してください)

ワイモバイルの親子割は契約から最大13ヶ月間で自動終了します。14ヶ月目から1回線あたり月1,100円の割引がなくなります。

3回線に親子割が適用されていた場合、14ヶ月目から月3,300円の変動になります。契約時のカレンダーに「12ヶ月後に料金確認」のリマインダーを必ず設定してください。

また、おうち割 光セットはSoftBank光の指定オプション(月550円)への加入が必要です。光回線なしで割引額だけを見て判断すると実態と差が生じることがあります。

⑧povo — 月0円維持の最終兵器として5年継続中

総合評価:(4.5 / 5.0)

180日ルールの正確な仕様と管理方法

povo 2.0は基本料金0円ですが、180日間有料トッピングの購入がないと利用停止になります。公式サポートページ参照)

維持コストを最小化するなら、不定期販売の100円ガチャ(購入と同時に0.1GBが付与され、180日ルールがリセットされる)が最安です。ガチャが販売されていない時期は「データ使い放題(6時間)250円」が常設の最安トッピングになります。

管理の実践方法

  • 契約日にGoogleカレンダーへ「5ヶ月後にpovo確認」のリマインダーを設定
  • 170日目にpovoアプリを開いて確認:100円ガチャ販売中なら100円、なければ250円(6時間使い放題)を購入
  • 外出日に250円トッピングを実用兼管理として使うのも継続しやすい

au回線が通信障害バックアップとして機能する理由

メイン回線をドコモ・ソフトバンク系の格安SIMにすると、障害発生時にネットが一切使えなくなります。povo(au回線)をサブとして持っておけば、異なるインフラのネットワークで緊急対応できます。年間500円程度で番号維持と通信障害への備えが同時に手に入ります。

povoをメイン回線にしにくい理由

povoは通話料金が他社と比べて高い設定です。メイン回線として日常的に通話するには、G-CALLという電話アプリを経由することでコストを抑えられますが、その手間が必要になります。180日ルールの管理と合わせると、「シンプルに使う」には向いていないのが正直なところです。サブ回線として番号維持・バックアップ専用に割り切って使うのが最も合理的な使い方です。

【比較表】8キャリア一覧(向き不向き早見表)

キャリア 料金目安 向いている人 向いていない人
mineo 1,298円〜(3GB音声) 動画をよく見る人・大容量ユーザー 15GB以下の少量ユーザー
y.u mobile 4,170円〜(2回線) U-NEXT活用・修理保険重視 動画をあまり見ない家族
IIJmio 850円〜(2GB音声) 少量〜中量・デュアルSIM構成 家族割を重視する人
ahamo 2,970円(30GB固定 ドコモ品質重視の個人 家族での複数回線運用
楽天モバイル 1,078円〜3,278円(段階制) 楽天経済圏ユーザー 子どものいる家族・地下利用が多い人
UQモバイル 2,728円〜(トクトクプラン2 ~30GB)/3,828円(コミコミプランバリュー 35GB)※自宅セット割等適用後 割引条件が合う家族・1年計画で使う人 長期継続・光回線なし
ワイモバイル 光セット+家族割適用後1,000円台〜 PayPay・LINE活用家族 光回線なし・割引終了後コスト管理できない人
povo 年間約500円(180日に1回250円) サブ回線・番号維持・バックアップ メイン回線として使いたい人

※料金は2026年6月時点の公式情報を元にしています。キャンペーン・プラン変更がある場合があるため、最新情報は各キャリア公式サイトでご確認ください。

格安SIM選びで後悔しないための3つの問い

問い①:家族構成は?(特に子どもの有無)

子どもがいる家族は「データの上限管理」がカギです。段階制料金のキャリアでは想定外の出費が発生しやすくなります。子どもには固定容量プランか、ペアレンタルコントロールが設定できる環境をご検討ください。

問い②:1年後も同じ料金か?

入会キャンペーン・期間限定割引は「いつ終わるか」を必ず確認してください。割引終了後に料金が変わるケースがあります。契約前に「13〜14ヶ月後の料金」を必ずシミュレーションしてください。

問い③:操作の複雑さは家族全員が許容できるか?

デュアルSIMや、スイッチ切り替えが必要なパケット放題など、「技術的に最適」でも「家族全員が使いこなせる」でなければ意味がありません。シンプルに使えることを優先してください。

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まとめ — 8キャリアを渡り歩いた父からのアドバイス

6年・8キャリアの経験から言えることは、家族の状況・使い方によって最適なキャリアは変わるということです。

  • 入会キャンペーンは必ず活用する(数万ポイントの差がある)
  • 1年後の料金を事前にシミュレーションする
  • サブ回線にpovo(月実質0円)を持っておくと通信障害の備えになる

8キャリアの乗り換え遍歴と各時点での節約額の詳細は、以下のピラー記事で紹介しています。



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